政治家「酒井たかゆき」

小樽、そして「銭函」の未来に向かって突き進む

新幹線札樽トンネル受け入れ候補地について

 小樽市は北海道新幹線札樽トンネル銭函工区から出る無対策土約3万立法メートルの受け入れ候補地に小樽市見晴朝の採石場跡地を挙げている。決定した場合、今年の秋ごろからの受け入れを開始する予定。6月22日の小樽市議会・建設常任委員会で建設部の担当者が説明しました。

 銭函校区は延長4000メートルで、岩田地崎建設・荒井建設・森川組・道興建設共同体が施工。発生土量は、基準値以上の自然由来の重金属を含有する対策土が約23万立方メートル、無対策土が約30万立方メートルは石狩市の受け入れ地へ搬出する。

 見晴町の採石場の跡地は、冬季に石狩市の受け入れ地への搬出するタンプトラックの交通量を抑えるため、仮置き場としても使用する。盛り土完了は2025年秋ごろを想定。

 無対策土に限定して受け入れることなどから、小樽市は安全性に問題はないとしている。また、5月中旬に開かれた住民説明会でも異論はなかった。